令和2年 第3回川崎市議会臨時会

令和2年5月13日、15日、令和2年度第3回川崎市議会臨時会が開会されました。

議案は、「令和2年度川崎市一般会計補正予算」です。内訳は添付の資料のとおりですが、総額1,781億円余りの補正予算で、特別定額給付金一人10万円を支給する事業費も含まれています。その他、「文化芸術活動支援事業費」「子育て世帯臨時特別給付金事業費」「新型コロナウイルス感染症緊急対策事業費(医療施設分)」なども含まれていますので、早急に可決し執行しなければいけない予算です。

しかし、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」約42億円を歳入として見込んだもの、国から示された交付限度額は約21億円と下回ったにもかかわらず、市長から唐突に提案がなされた「川崎じもと応援券推進事業費(プレミアム付き商品券)」の予算も含まれています。歳入が確定していない予算を可決すること、また、今、事業者や商店の方は固定費の支払いに苦慮しているので、支払いに回せる現金支給を優先すべきとの異論もあり、議会や委員会で議論を重ね、川崎市独自の給付型支援策を施行することと付帯決議を付して可決されました。

新型コロナウイルス感染症では、市民の皆様が様々な面で影響を受けています。今後も、しっかりと行政として支援ができることを進めてまいります。

© 2019 田村京三