川崎駅西口喫煙場所改修

厚生労働省の報告では、受動喫煙との関連が「確実」と判定された肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群の4疾患について、超過死亡数を推定した結果によると、国内で年間約1万5千人が受動喫煙で死亡しているとのことで健康への影響は深刻な問題です。
改正健康増進法の施行により、屋内の受動喫煙に対しては対策が進むと思われますが、改正の基本的な考え方である「望まない受動喫煙」をなくすためには、屋内だけではなく屋外についても対策が必要です。
本市、路上喫煙の防止に関する条例は、歩行者の安全確保を目的としており、重点区域における喫煙場所周辺では受動喫煙よる被害を受けているのが現状です。特に、川崎駅西口バスターミナルでは、バスを利用する方は喫煙場所の横を通るしか道がなく、成人だけではなく特に健康影響が大きい未成年者も通学等で通行しており、市民の方からは分煙の対策を求める声をいただいておりました。

川崎市に申し入れを続け、このたび喫煙場所の改修を実施することとなりました。改修に併せて喫煙場所の移転と厚生労働省の「屋外における分煙施設の技術的留意事項」に準拠したパーティションが設置されます。

利用される方には移転に伴い不便になるかと思いますがご理解をお願いいたします。

© 2019 田村京三